『青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない』読了

『青春ブタ野郎はプチデビル後輩の夢を見ない』
読み終わりました

前巻の『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 』で、
気になる終わり方をしましたが
前回のテーマが「透明人間モノ」と仮定するなら
今巻のテーマ的には「ループモノ」っていう感じなんですかね
おお、王道SFっぽい感じですね
まあ、今までSFモノ書いてるほうが多かったですし
『さくら荘』は書いてる巻数と期間が長かったですが

前回登場した古賀ちゃんが主役というか、メインヒロインですね
偽装カップルの話はちょいちょいありますが
ここまでガッツリ書いてるのは珍しい気がしますね
メインヒロイン差し置いてデートしまくる話で思い出したのは
『瑠璃色にボケた日常』とかですかね
翠は可愛かったなあ
すごい今更だけど、「カッパ」「喝破」が掛かってたんだね、多分だけど

『俺と俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎるは、
まあ、話の根幹自体が偽装カップルの話みたいなもんだしなあ
とか思ったり思わなかったり

というか、結構あるかと思ってたら、全然思いつかなくて
慌てて本棚整理しだす有り様
そこまで物覚えがいいわけじゃないので
「あれ?確実に読んでるはずなのに話が全く思い出せない……」
みたいな作品が思いの外多くてビックリしました
読みなおしたほうがいいのかな

話は戻るけど、
なんかこう、年下のこと、何でも言い合える友達、
みたいな関係っていいなあとか素直に思います
ヒロイン準ヒロインが増えていくと、
どうしてもキャラかぶりを防ぐために
年上の先輩として慕ってくれる年下の子、みたいな感じの設定が多くなる傾向にあるのですが
キャラが少ないからこそ、個性的なキャラが出せるのかもしれないですね
まあ、好んでバニーガール姿になりだすのなんて、
桜島先輩か涼宮ハルヒ位なもんだろ
主人公にパンツ渡すのなんか
古賀ちゃんかエリオくらいしか思いつかんし
まあ、それはいいとして

こんだけデートしてる作品ってのもあんまり見たことないかなあ
とか思ってみたり
ありそうなのにね
デート・ア・ライブは、確かに女の子とデートしまくって好感度上げまくる話だけど
なんか想像してるデートと違うんだよなあ……
多分なんか、青春成分かなにかが足りてない気がする

そもそも、学園モノで外出する話が出てくるとか自体すくねえしなあ
昨今のネトゲものブームとかになると余計に
ネトゲと学校もの主体の話だと、外の代わりにバーチャルの世界で事足りるからなあ

それに、メインヒロインが学校の後輩っての時点で少ないのかもしれない
いやまあ、割合が少ないだけでいくらでも出てくるんだろうけどさ
『仮想領域のエリュシオン』とか変態王子と笑わない猫。とかさ
……なんかMF多いな、いいんだけど

あと、タイトルの話しだけど
なんか、だいたいに双葉が絡んでる気がするんだよね
「青春ブタ野郎」って言ってるもの双葉だけだし
ラプラスの悪魔言い出したのも双葉だし
というかなぜブタ野郎なんだろうか
キャラ画像がアクセル・ワールドハルユキ位のビジュアルだったら容易にわかるんだけど